『階段の上がり下りで膝が痛い』
『歩き始めると膝が痛い』
『正座がしずらくなった』
など、このような症状でお悩みはありませんか?
その原因は変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)かもしれません。
変形性膝関節症は、中高年を中心に多く見られる膝の疾患で、加齢だけでなく、筋力低下や体重増加、姿勢の乱れなどさまざまな要因が関係しています。
今回は、変形性膝関節症のついて投稿させていただきます。
■変形性膝関節症とは
変形性膝関節症とは、膝関節のクッションの役割を果たしている軟骨がすり減り、関節に炎症や変形が起こる疾患です。
健康な膝では軟骨が衝撃を吸収し、スムーズに動くことができます。しかし、軟骨が徐々に摩耗すると骨同士が擦れやすくなり、痛みや腫れ、動かしにくさなどの症状が現れます。
初期では違和感程度ですが、進行すると歩行にも支障をきたし、日常生活へ大きな影響を与えることがあります。
■主な原因
① 加齢
年齢とともに軟骨の弾力性が低下し、すり減りやすくなります。特に50歳以降は発症率が高くなります。
②筋力低下
太ももの前側にある大腿四頭筋は、膝関節を支える重要な筋肉です。この筋肉が弱くなると膝への負担が増加します。
③ 肥満
体重が増えると、その分膝へ大きな負荷がかかります。歩行時には体重の数倍の力が膝に加わるため、体重管理も重要です。
④ O脚・姿勢不良
O脚や猫背、骨盤の歪みなどによって膝へ偏った負担がかかると、軟骨の摩耗が進みやすくなります。
⑤過去のケガ
半月板損傷や靭帯損傷、骨折などを経験した方は、将来的に変形性膝関節症になるリスクが高まることがあります。
■主な症状
変形性膝関節症は進行に伴って症状も変化します。
初期
・歩き始めだけ痛い
・立ち上がる時に違和感がある
・休むと痛みが軽減する
中期
・階段の昇り降りがつらい
・膝が腫れる
・正座ができない
・長時間歩くと痛みが強くなる
重度
・安静時にも痛む
・膝が大きく変形する
・歩行が困難になる
・人工関節手術が必要になる場合もある
早い段階で適切なケアを行うことが、進行を防ぐポイントです
■改善・予防方法
①筋力トレーニング
膝を支える太ももの筋肉を鍛えることで、関節への負担を軽減できます。
椅子に座って膝をゆっくり伸ばす運動や、無理のないスクワットなどがおすすめです。
②ストレッチ
太ももやふくらはぎ、股関節周囲の筋肉を柔らかく保つことで、膝の動きがスムーズになります。
③体重管理
体重を適正に保つことは膝への負担軽減につながります。無理なダイエットではなく、適度な運動とバランスの良い食事を心がけましょう。
④正しい姿勢を意識する
猫背や反り腰、O脚などを改善することで、膝への負担を分散できます。
■まとめ
変形性膝関節症は年齢だけが原因ではなく、筋力低下や姿勢不良、体重増加、生活習慣などが大きく関係しています。
「年だから仕方ない」と我慢してしまうと、症状が進行し、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
違和感や軽い痛みの段階から適切なケアを始めることで、症状の進行を抑え、快適な生活を維持しやすくなります。
膝の痛みでお困りの方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。当院ではお身体の状態を丁寧に確認し、一人ひとりに合わせた施術とセルフケアをご提案いたします。健康な膝で毎日を快適に過ごせるよう、全力でサポートいたします。
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